【中小企業診断士 二次試験 事例Ⅳ】実際の点数とふぞろい流採点基準の比較【再現答案】

二次試験(筆記)

「ふぞろい流採点基準」ってどのくらい正しいんだろう?

 

こんにちは。中小企業診断士のまっころです。

 

本記事では、私が実際に受けた平成30年度の二次試験の再現答案を元に、

  • 実際の点数
  • ふぞろい流採点基準による採点

の比較検証をしたいと思います。

 

さて、問題の事例Ⅳです

事例Ⅰ~Ⅲはこちら

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ふぞろいシリーズではキーワードごとに点数が付きます。

  • 点数が付いたキーワードに青いマーカー線
  • キーワードの右上に点数3←この場合は3点

を付けてあります。

 

さあ、地雷科目となった平成30年度の事例Ⅳ。

 

事例Ⅳは計算問題も多く、ふぞろい流採点とのブレも出にくい科目だと思われますが、実際にはどうだったでしょうか?

 

私の実際の得点は72点。全事例を通じて最高得点となりました。

 

では、再現答案です。

 

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再現答案

第1問(配点24点)

(設問1)

D社と同業他社の財務諸表を用いて経営分析を行い、同業他社と比較してD社が優れていると考えられる財務指標を1つ、D社の課題を示すと考えられる財務指標を2つ取り上げ、それぞれについて、名称を⒜欄に、その値を⒝欄に記入せよ。なお、優れていると考えられる指標を①の欄に、課題を示すと考えられる指標を②、③の欄に記入し、⒝欄の値については、小数点第3位を四捨五入し、単位をカッコ内に明記すること。

解答

自己資本比率2 35.59%2

売上高営業利益率2 1.20%2

③棚卸資産回転率 150.30回

 

(設問2)

D社の財政状態および経営成績について、同業他社と比較してD社が優れている点とD社の課題を50字以内で述べよ。

解答

一括配送の仕組みにより販管費・在庫がかさみ3収益性1効率性が低い1。E社からの独立設立のため安全性は高い1

ふぞろい流採点基準による採点:14点 / 24点

 

第2問(配点31点)

(設問1)

今年度の財務諸表をもとに①加重平均資本コスト(WACC)と、②吸収合併により増加した資産に対して要求されるキャッシュフロー(単位:百万円)を求め、その値を⒜欄に、計算過程を⒝欄に記入せよ。なお、株主資本に対する資本コストは8%、負債に対する資本コストは1%とする。また、⒜欄の値については小数点第3位を四捨五入すること。

解答

3.30%2

WACC=負債×(1-税率)×資本コスト+純資産×資本コスト÷(負債+純資産)×100

WACC=324×(1-0.3)×0.01+179×0.08÷(324+179)×100=3.3278・・・≒3.303

 

6.27百万円2

WACC以上のキャッシュフローを要求されるので、

190×0.033=6.273

 

(設問2)

企業価値の増減を示すために、吸収合併により増加したキャッシュフロー(単位:百万円)を求め、その値を⒜欄に、計算過程を⒝欄に記入せよ。⒜欄の値については小数点第3位を四捨五入すること。また、吸収合併によるインテリアのトータルサポート事業のサービス拡充が企業価値の向上につながったかについて、(設問1)で求めた値も用いて理由を示して⒞欄に70字以内で述べよ。なお、運転資本の増減は考慮しない。

解答

(2)3.80百万円5

(400-395)×(1-0.3)+1×0.3=3.85

増加したCFから算出したインテリアトータルサポート事業の企業価値は3.80百万円÷3.3%=約115百万円1であり、企業価値の向上に繋がった。

 

(設問3)

(設問2)で求めたキャッシュフローが将来にわたって一定率で成長するものとする。その場合、キャッシュフローの現在価値合計が吸収合併により増加した資産の金額に一致するのは、キャッシュフローが毎年度何パーセント成長するときか。キャッシュフローの成長率を⒜欄に、計算過程を⒝欄に記入せよ。なお、⒜欄の成長率については小数点第3位を四捨五入すること

解答

1.30%2

成長率をxと置くと、FCF÷(WACC-x)=純資産

3.8百万円÷(0.033-x)=190百万円3

x=0.013

ふぞろい流採点基準による採点:26点 / 31点

 

第3問(配点30点)

(設問1)

来年度は外注費が7%上昇すると予測される。また、営業所の開設により売上高が550百万円、固定費が34百万円増加すると予測される。その他の事項に関しては、今年度と同様であるとする。予測される以下の数値を求め、その値を⒜欄に、計算過程を⒝欄に記入せよ。①変動費率(小数点第3位を四捨五入すること)②営業利益(百万円未満を四捨五入すること)

解答

73.30%4

変動比率=変動費÷売上高×100

(782×1.07+232+33)÷1503×100=73.3027…≒73.301

 

76百万円4

営業利益=売上高-変動費-固定費

2053-(1101.74÷1503×2053)-472=76.09…≒761

 

(設問2)

D社が新たに営業拠点を開設する際の固定資産への投資規模と費用構造の特徴について、60字以内で説明せよ。

解答

D社の固定比率は64.24%と低いので、投資は問題ない。営業利益率が1.30%のところ3.70%なので、費用構造が改善1する。

 

(設問3)

(設問2)の特徴を有する営業拠点の開設がD社の成長性に及ぼす当面の影響、および営業拠点のさらなる開設と成長性の将来的な見通しについて、60字以内で説明せよ。

解答

営業拠点を開設することで将来的に収益性が改善する2ので、成長に繋がり将来性がある1ので、今後も営業拠点を開設すべき3

ふぞろい流採点基準による採点:17点 / 30点

 

第4問(配点15点)

D社が受注したサポート業務にあたる際に業務委託を行うことについて、同社の事業展開や業績に悪影響を及ぼす可能性があるのはどのような場合か。また、それを防ぐにはどのような方策が考えられるか。70字以内で説明せよ。

解答

業務委託費が上がる2ことにより原価が上がり、収益が悪化する可能性がある。方策は、採用・教育を行い4業務の内製化2を行う。

ふぞろい流採点基準による採点:8点 / 15点

 

得点

ふぞろい流採点基準による採点:65点 / 100点
実際の得点:72点 /100点

なんと、最も当てやすそうと思われた事例Ⅳは、7点差という最も外した事例となりました。

 

原因として考えられるのは、

  • 第1問 設問1で解答した財務指標「棚卸資産回転率」は、ふぞろいでは点数が付いていませんでしたが、部分点は貰えていると考えられる。
  • 私の第3問・第4問の記述問題の解答がハチャメチャ過ぎて、自己採点不能。もう少し部分点が貰えていると考えられる。

の2点です。

 

なかなか二次試験の自己採点は難しいですね。

 

この解答に至るまでの勉強の経緯はこちら。

一次試験に合格してから二次試験に合格するまでの2か月半を、事細かに書いています。

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事例Ⅰ~Ⅳまで、私の再現答案にお付き合いいただき、ありがとうございました。

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