中小企業診断士が【令和元年の二次試験の事例Ⅰ】を解いてみた

二次試験(筆記)

こんにちは。中小企業診断士のまっころです。

 

令和元年の二次試験を受験された皆さま、お疲れ様でした!

まずは合格発表の12月6日(金)までは、これまで頑張られた分、ゆっくりなさってください。

 

さて、私は今回、二次試験の採点サービス(もちろん公式の採点ではありません)や、口述試験関連サービスに関わることになり、特に事例Ⅰとは深い関わりをすることになりました。

 

事例Ⅰについては今後、与件文はもちろん、設問文や模範解答もじっくり読み込み、分析することになると思います。

 

「であれば、実際に解いてみよう」と思い立ち、今回の事例Ⅰを実際に解いてみましたので、解答を公開させていただきます。

 

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二次試験の事例Ⅰを実際に解いてみました

解いた日時・場所

試験当日の10月20日(日)の夜、問題を入手できましたので、すぐ印刷し、解いてみました。

 

実施した日時は、10月20日(日)22:00頃~23:10頃まで。80分のタイマーを付けて解き始めましたが、70分ほどで解き終わりました。

 

実施した場所は自宅です。

 

二次試験の勉強

二次試験の勉強は全く行っておりません。

 

ただ、

  • このブログの執筆
  • ブログを執筆するための分析
  • 模試の採点

などは行っておりましたので、二次試験から全く離れていたわけではありませんでした。

 

模範解答では無い

模範解答というつもりは、全くありません。

 

先ほども書いたように、二次試験の勉強はしておりませんし、実際に問題を解いたのは約1年ぶりです。

 

そして、【中小企業診断士 二次試験 事例Ⅰ】実際の点数 vs ふぞろい流採点【徹底比較】でも書いていますが、私が合格した平成30年度の二次試験において、私の事例Ⅰの点数は57点です。合格点を取れていません。

 

私は、事例Ⅰは苦手だったのです・・・。

【中小企業診断士 二次試験 事例Ⅰ】実際の点数 vs ふぞろい流採点【徹底比較】
「ふぞろい流採点基準」ってどのくらい正しいんだろう? こんにちは。中小企業診断士のまっころです。 中小企業診断士の二次試験をふぞろいシリーズで勉強する人にとって、「ふぞろいの採点がどの程度正しいのか?」は共通の疑問ではないでしょ...

 

なので、公開するのはとても恥ずかしいです。

 

「こんな奴が昨年受かったのか」とも言われてしまう気もします。

 

でも、少しでも参考になればと思い、公開することにしました。(というか、公開するために解いたんですが笑)

 

ぜひご笑納ください。

 

実際に解答を書いたノート

 

私が実際に解答を書いたノートです。もちろん手書きで解答しました。

 

解答用紙はありませんので、ノートに書いています。

 

字も汚いですし、見にくいと思いますので、これから書いていきますね。

 

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令和元年 二次試験 事例Ⅰ 私の解答

第1問(配点20点)

A社長がトップに就任する以前のA社は、苦境を打破するために、自社製品のメンテナンスの事業化に取り組んできた。それが結果的にビジネスとして成功しなかった最大の理由は何か。100字以内で答えよ。

解答

最大の理由は、古い機械を使う顧客の買い替えニーズをつぶす事業で、カニバリズムを発生させてしまったからである。更に、メンテナンスを行うための人員・部品の確保が費用増大を引き起こし、収益を悪化させた。(98文字)

 

第2問(配点20点)

A社長を中心とした新経営陣が改革に取り組むことになった高コスト体質の要因は、古い営業体質にあった。その背景にあるA社の企業風土とは、どのようなものであるか。100字以内で答えよ。

解答

企業風土は、①客の依頼であれば古い機器の修理にも応じる行きすぎた顧客第一主義、②IT化や新規事業をこばむ変われない体質、③社員を大切にする反面、人員削減ができない慣れ合いの体質である。(92文字)

 

第3問(配点20点)

A社は、新規事業のアイデアを収集する目的でHPを立ち上げ、試験乾燥のサービスを展開することによって市場開拓に成功した。自社製品やサービスの宣伝効果などHPに期待する目的・機能とは異なる点に焦点を当てたと考えられる。その成功の背景にどのような要因があったか。100字以内で答えよ。

解答

要因は、①A社の思いもよらないところに大きなニーズが眠っていたこと、②コアテクノロジーである乾燥技術が既存市場以外にも強みになったこと、③インターネット黎明期で、競合他社に先がけたHP活用だったことである。(100字)

 

第4問(配点20点)

新経営陣が事業領域を明確にした結果、古い営業体質を引きずっていたA社の営業社員が、新規事業の拡大に積極的に取り組むようになった。その要因として、どのようなことが考えられるか。100字以内で答えよ。

解答

要因は、①平均年齢が下がり変化を受け入れやすい社員が増えたこと②成果に応じた賞与がモチベーションになったこと、③多くの潜在顧客からの依頼がアーリーサクセスとなり、新規事業に自信が持てるようになったため。(100字)

 

第5問(配点20点)

A社長は、今回、組織再編を経営コンサルタントの助言を熟考した上で見送ることとした。その最大の理由として、どのようなことが考えられるか。100字以内で答えよ。

解答

最大の理由は、新規事業が成功したのは、すべての部門にA社長が目配りできたからと考えられ、それには機能別組織が適しているからである。また、成功に向かいつつある現状の組織変更は、リスクとなる可能性が高い。(100字)

 

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感想

めちゃくちゃ難しかった

めちゃくちゃ難しかったです。

 

まず、問題を見た最初の2~3分。思考が停止しました。与件文、設問文が頭に入ってこない・・・。

 

久しぶりに取り組んだ二次試験の問題、更に苦手な事例Ⅰ。予想以上に取っつきにくかったです。

 

事例Ⅰ特有のモヤモヤ度が上がっていないか?

事例Ⅰはモヤモヤすると言いますよね。

 

手応えが無いとも言われます。

 

今回はその傾向が、更に強くなっていませんか?

 

特に、設問文がより抽象的になり、「何を答えたらいいんだ?」という設問が多かった気がします。

 

  • 通常の期待する目的とは異なる点に焦点を当てて展開したHPの成功した要因?(第3問)
  • 組織再編を”見送った”理由?(第5問)

 

え・・・?何を答えたら良いの・・・?

 

最大の理由はいくつ答えたら良い?

私は

でも書いていますが、要点はたくさん書いた方が良いと考えています。

 

「100字以内」であれば、2~3点は書きたいところです。

 

でも「最大の理由」って言われると、1つしか書けないですよね。これってどうすればいいんでしたっけ?

 

今回は2問も(第1問と第5問)「最大の理由」を聞かれてしまいました。

 

最大の理由を1つ書いて、補足とも2つ目とも言える付け足しをしましたが、これでいいんですかね?

 

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さいごに

本当に難しかった。

 

皆さんはいかがでしたでしょうか?

 

もし「難しかった」と考えているのであれば、大丈夫。多分、他の受験生も「難しかった」と考えているはずです。

 

合格発表まではモヤモヤする期間が続きますが、久しぶりの勉強をしなくていい期間。ぜひゆっくりと休まれてはいかがでしょうか?

 

改めて、長い勉強期間と二次試験の長い1日を乗り切った皆さま。お疲れ様でした!

 

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