こんにちは。まっころです。
今回は、私が一次試験の勉強してきた1年9カ月の経験を元に、役に立たなかった勉強法をご紹介したいと思います。
診断士試験の勉強(特に一次試験)は「過去問を解くこと」が中心となります。ここで紹介する勉強法は避け、ぜひ過去問中心の勉強法で実力をつけてほしいと思います。
テキストをノートにまとめる
もう、本当にやめた方がいいです。非常に効率が悪い上に、勉強した気になってしまいます。
私も、企業経営理論と財務・会計の途中まで、まとめノートを作っていました。最初に読んだ本に、「まとめノートを作り、そのまとめノートを隙間時間に見て勉強する」とあったので、その通りにしたのです。
ただ、
- ノート作りに多くの時間がかかる
- 作ったノートを見ても内容を思い出せない
- 問題が解けるようにならない
ということで、結局はテキストを見ながら問題集をやっていました。なので、ノートを作る時間はまるっと無駄でした。
私ががんばって作ったノート3冊分のまとめノートです。相当な時間をかけましたが、「なんとなく勉強した気がした」だけで、問題を解けるようにはなりませんでした。
最後の画像は「財務・会計のまとめノート」ですね。財務のテキストをノートにまとめるなんて、正気の沙汰とは思えませんよね(笑)早く問題を解きなさいよ。
同じような勉強をしている人いませんか?やめたほうがいいと思います。
テキストをエクセルにまとめる
「ノートにまとめる」と似たようなものですが、これも効率が悪い方法でした。
主に経営法務でやりましたが、問題を解けるようにはなりませんでした。下の画像は、頑張って作ったエクセル版まとめの一部ですが、結局「劣化版テキスト」が出来上がるだけなんですよね。
暗記カードを作る
暗記カードはある条件下では効果がありましたが、「最初に暗記カードを作って用語を覚え、問題を解けるようにする」という使い方は意味がありませんでした。
特に2日目の3科目(情報・法務・中小)は暗記カードが役に立ちそうですが、いきなり暗記カードを作ってはダメです。何故かというと、得た知識を問題を解くために活かせないんですね。
知識を得る流れとして、
- 知識を得る
- 覚えた知識を使って問題を解く
ではなく、
- 問題を解こうとする
- 解けない
- 問題を解くために必要な知識を知る
- そのための知識をテキストから得る
という順序が良いと思います。
私が過去問を解きながら、必要だと感じた知識をまとめた単語ノートです。最後の追い込みに役立ちました。
とにかく過去問を
まとめノート作りや単語帳作りって、注意しないと「頭を使わない勉強法」になってしまいます。だから疲れないので、そっちに逃げてしまいがちなんですよね。
でもやっぱり「頭を使う勉強法」から逃げてはいけないと思います。
特に一次試験の勉強は、早く過去問に辿り着き、過去問中心で勉強を進めることが重要です。ここで紹介した勉強法は、やめたほうがいいと思います。