振り返る。科目ごとの勉強法 ~企業経営理論~

一次試験

こんにちは。まっころです。

これから全7回に渡り、私が行った一次試験の科目ごとの勉強法を書いていきたいと思います。最初は企業経営理論です。

その他の科目はこちら

財務・会計

運営管理

経済学・経済政策

経営情報システム

経営法務

中小企業経営・中小企業政策

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勉強時間と得点

総勉強時間

87.9時間

勉強時間内訳

  • スピテキ:51.5時間(58.6%)
  • スピ問:18.5時間(21.0%)
  • 過去問:16.0時間(18.2%)
  • 自作ノート:0.8時間(0.9%)
  • 自作暗記カード:1.1時間(1.3%)

得点

  • 平成29年度:59点
  • 平成30年度:71点

反省など

最初に学習する科目ということもあり、とても非効率な勉強をしてしまっています。

テキストを読んだりノートにまとめたりすることに多くの時間を使い、結果的に他の科目の2倍ほどの時間を使ってしまいました。

「自作ノート」は作るだけでなく、作った後はそれを見て学習をするつもりでしたが、その学習時間は僅か0.8時間に留まっています。結局のところ、自作ノート作りでできたのは「劣化版テキスト」に過ぎず、テキストを読んだ方が効果的なんですよね。相当多くの時間を無駄にしまいた。

こんなノートを作っていました。本当に無駄。

この科目は「日本語のテスト」と言われるくらい問題の問われ方が特徴的で、それに慣れないと知識を丸暗記しただけでは対応できません。もっと早く過去問に取り組み、過去問への取り組みを通じて知識の定着化を図るべきでした。

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科目の特徴

「企業経営理論」は、試験時間も90分と長く、二次試験にも大いに影響する(特に事例ⅠとⅡに影響)科目であり、中小企業診断士試験の中で文句無しの最重要科目だと思います。

様々な専門用語も出てきます。ただ、「暗記は不要」とまでは言いませんが、それよりも企業の経営戦略を理解するということが重要となります。

大丈夫です。そのうち自然と覚えてます。

中小企業診断士を目指す方は、経営に興味がある方が多いでしょうから、この科目は学んでいて楽しいのではないでしょうか。

この科目は「経営戦略」「組織論」「マーケティング」の3つに分けられます。

経営戦略

経営戦略は、最初に勉強する科目である企業経営理論の中でも、最初に勉強する分野だと思います。

経営理論の基礎の基礎、様々なフレームワークが出てきます。SWOT分析・PPM・5フォースモデル・競争地位別戦略など・・・。

(そういえば「PPM・・・あ、ピーター・ポール&マリーじゃないよ(笑)」というジョークを使う機会が無くて困っています)

この分野は、学んでいて楽しい企業経営理論の中でも、最も面白い分野ではないでしょうか。(この分野を面白いと感じない人は、なぜ中小企業診断士目指してるんですか?っていうレベルな気がします。言い過ぎですかね?)

楽しい分野なので、どんどん進めていけばいいのですが、あえてコツを上げるとすると「具体的な企業・業界に当てはめて考える」でしょうか。

例えば競争地位別戦略を国内の自動車メーカーに当てはめると、

  • リーダー:トヨタ
  • チャレンジャー:ホンダ・日産
  • フォロワー:マツダ
  • ニッチャー:スズキ・ダイハツ・スバルなど

といった感じになりますよね。

また、SWOT分析・PPM・5フォースモデルは、自分が勤めている会社の業界に当てはめてみてはいかがでしょうか?テキストも要りませんし、仕事(してるフリ)をしながら勉強できるので、効果的だと思います(笑)

組織論

上で書いた「経営戦略」と、この「組織論」は、二次試験の事例Ⅰに直結する科目です。

一次試験の問題を解くには用語の暗記も必要になりますが、問題を解きながら覚えていくのが良いと思います。いきなり暗記に走るのはお勧めできません。

上でも書きましたが、この科目は「日本語のテスト」と言われるくらい問題の問われ方が特徴的です。まずは問題に慣れ、用語を理解しながら覚えていき、最後に足りない部分を集中的に暗記するのが良いと思います。

また、企業で働く人(特に大企業で働く人は)は、自分の会社に当てはめて考えると理解が早まると思います。各組織のメリットやデメリット・官僚制組織(特に官僚制の逆機能)・グループシンクなどは、組織で働く人には共通する「あるある」かと・・・。違いますかね(笑)

労働関連法規

この分野は厳密には「組織論」に含まれますが、若干異なるため、抜き出して書きます。

毎年5問程度出題されますが、分野が深く特殊なため、扱いに困る分野だと思います。「全部捨てる」という判断をする人もいるのではないでしょうか。

私は「取れたらラッキー」と考え、捨てました(笑)

しかし、「毎年5問程度」というのが微妙で、捨てるに捨てられない人もいると思います。できれば簡単な問題2~3問は取りたいところですよね。ただ、勉強する箇所を絞ると言っても、テキストを見ただけでは絞り切れないと思います。

そんな時は「まとめシート」をお勧めします。まとめシートに書かれていることだけであれば、直前に丸暗記も不可能ではないかと思います。恐らくそれで2~3問は取れるのではないでしょうか?

私の場合、まとめシートの存在を知ったのが一次試験に合格した後だったので使えませんでしたが、非常に効率が良い勉強法だと思います。

(あと、似たような分野で、「運営管理のまちづくり三法」もまとめシートでの学習がお勧めです)

マーケティング

最後の分野マーケティングは、二次試験の事例Ⅱに直結する分野です。

マーケティングも学習していて面白い分野ではないでしょうか?経理畑や金融畑の方はなじみが薄くて難しいのかな?「この分野が難しい!」という声もあまりないような気がします。

二次試験の事例Ⅱも得意な人が多いですしね。

 

二次試験を意識して学習を進めるのであれば、大企業が行うマーケティングより、中小企業が行えるマーケティングを意識して学習するのがいいと思います。

というか、二次試験云々ではなく、我々が目指しているのは「中小企業」診断士ですしね・・・。

具体的には、

  • ジオグラフィック・デモグラフィックよりもサイコグラフィック
  • 全市場浸透型よりも製品・市場専門型
  • 価格戦略よりも差別化戦略(これは経営戦略の分野と重なりますが)
  • マクロよりミクロ
  • マスマーケティングよりダイレクトマーケティング

といったことを意識しながら学習すると、二次試験の事例Ⅱ対策にもつながると思います。(もちろん全て理解する必要がありますが、中小企業に合ったマーケティング手法を意識しながら学習する、ということです)

お勧め参考書籍

試験に直結するものではありませんが、ボストンコンサルティンググループ出身で、元ミスミグループ本社社長の三枝匡さんの本がめちゃくちゃ面白いので、お勧めさせていただきます。

一応実名は出てこない経営小説という形式ですが、ほぼノンフィクションの企業再生物語です。理論が実際の企業経営に生かされる様がこれでもかと出てきます。

気晴らしに読む程度が良いと思いますが、のめり込んでしまうので注意です(笑)

私は中小企業診断士を志す前に読みましたので、これらの書籍を読んだ時間は勉強時間としてカウントしていません。

本当にのめり込みますので、勉強時間が無くなっても知りませんけど(笑)

最後の追い込み

この科目は過去問を中心に学習するのが良いですが、「過去問で暗記が必要と感じたところを暗記カードで覚える」は有効だと思います。特に直前はその繰り返しで点数が取れるようになります。

私も暗記カードアプリ「Quizlet」で最後の詰め込みを行っていました。せっかくなので公開します。

Quizlet企業経営理論

ただしこれは、「私が理解が怪しいと感じたところ」「これさえ暗記すれば問題が解けると感じたところ」に限っています。この暗記カードが有効なのは私だけです。

ぜひ、自分だけの暗記カードを作って欲しいと思います。もちろん「暗記カードは不要」であれば、それにこしたことはありません。

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最後に

楽しい企業経営理論ですが、問題を解くのは楽しくありません。

上でも何度も書いていますが、「日本語のテスト」と言われるくらい問題の問われ方が特徴的で、それに慣れないと知識を丸暗記しただけでは対応できません。「簡単なことを、わざわざ難しく書いてあり、それを読み解く試験」と言ってもいいかもしれません(笑)

その分、過去問に取り組むのは疲れます。1問解くのに相当の頭と時間を使います。

ただ、そこから逃げて簡単なスピ問・テキスト読み込みに逃げてはいけません。過去問に早く辿り着き、何度も過去問を解いてください。

企業経営理論は診断士試験を通じて最重要となる科目です。

得点源にできるよう、頑張ってください。

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