振り返る。科目ごとの勉強法 〜経済学・経済政策〜

振り返る。科目ごとの勉強法 〜経済学・経済政策〜

こんにちは。まっころです。

今回は、全7回に渡り、私が行った一次試験の科目ごとの勉強法を書いていきたいと思います。

今回は経済学・経済政策です。苦手な人も多い科目だと思います。でも大丈夫、何とかなります。

その他の科目はこちら

企業経営理論

財務・会計

運営管理

経営情報システム

経営法務

中小企業経営・中小企業政策

勉強時間と得点

総勉強時間

45.2時間

勉強方法内訳

  • スピテキ:14.6時間(32.3%)
  • スピ問:15.0時間(33.3%)
  • 過去問:9.0時間(19.9%)
  • 参考図書:6.6時間(14.6%)
Chart by Visualizer

得点

  • 平成29年度:56点(無勉強)
  • 平成30年度:84点

反省など

無勉強で56点(あと1問で科目合格)取れてしまい、完全に調子に乗りました。その後、散々勉強した後の過去問で60点が取れず、もうダメだと思いました(笑)

要は、単に勘が冴えまくった結果の56点だったということです(当たり前)

この科目は、「マクロ経済が苦手」という人が多いと思いますが、私もそうでした。マクロ経済が理解できず、やる気をなくし、約5ヶ月間を無駄にします。そして最終的に、全てを理解することはできませんでした。

あまりにもマクロ経済が分からなかったため、

  • ティモシー・テイラー スタンフォード大学で一番人気の経済学入門 マクロ編
  • デヴィッド・モス 世界のエリートが学ぶマクロ経済入門 ―ハーバード・ビジネス・スクール教授の実践講座

という2冊の参考書籍を読みましたが、イマイチ理解できませんでした。(良い本だとは思います)

未だに、IS・LM・AD・AS曲線のところはよく理解できていません。しかし問題を解く方法を編み出すことができ、84点という高得点を取ることができました。

それを細かく書いていこうと思います。

科目の特徴

私は大学に行ってませんので分かりませんが、「経済学部の学生が学ぶ経済学」ってこんな感じなんですかね?そうであれば、経済学部出身の方は有利になりそうですね。

この科目は「ミクロ経済」と「マクロ経済」に分けられます。

ミクロ経済

ミクロ経済は、比較的わかりやすいのではないでしょうか。

イチ個人やイチ企業のを対象にしているため、イメージしやすいと思います。

「効用」「限界」「余剰」など、独特な用語が出てきますが、これらは暗記するというよりも理解する必要があります。

また、微分の計算をする問題があります。私は高校生時代は全く勉強しなかったので、微分なんて全く分かりません。ただし微分そのものを理解する必要はなく、計算の仕方を覚えるだけです。四則演算ができれば全く問題ありません。

正直、ミクロ経済はかなりスムーズに勉強できたため、分からないポイントがあるのかどうか、よく分かりません。その代わり、質問をいただければお答えできるような気がしますので、ご希望の方はツイッターでご質問ください。

その際は、このブログのシェアもぜひ(笑)

マクロ経済

ミクロに比べて圧倒的に難しいと思います。

私は完全に理解することを諦め、「丸暗記」で挑みました。私は暗記は苦手で、他の科目も含めて出来るだけ理解するように心掛けましたが、この分野の理解は無理でした。

IS・LM・AD・AS曲線

マクロ経済最大の難関ではないでしょうか。これらの各曲線。同じことを表しているのにある時は右上がり、ある時は右下がり。

しかし、理解しなくても問題を解くことは可能です。また、理解していても、イチから考えていくと、試験時間内に終わりません。

以下の2つを覚えるだけで、相当変わります。

  • IS曲線とLM曲線は、「上が超過供給・下が超過需要」
  • IS・LM・AD・AS曲線は全て「緩むと右へシフト、締めると左へシフト」

私はこの2つを、なんと、試験3日前に気付きました。勉強経験がある皆さん、ご存知でした?予備校であれば教えてくれるのでしょうか。

私は独学でしたので「なんとか暗記する情報量を最小限に抑えたい」と思い、法則を探していて見つけました。

最初の1〜2問目対策

この科目の1〜2問目は、一般常識というか、対策のしようがない問題が出題されます。

この対策ですが、「新聞を読む」「日々、ニュースをチェックする」などがお勧めされています。

私の場合は・・・諦めました。

もちろんニュースは普通にチェックしますし、新聞もざっとは読みますが、それは試験対策ではなくただの生活の一部です。

あえてこの問題のために時間を割くのは効率が悪いと思いますし、続かないでしょう。

ただ、当日、もし分からない問題が出たとしても、絶対に諦めないこと。これは重要です。ありったけの知識と仮説を駆使し、少しでも正解する確率が高いと思う方を選んでください。

それで2問中1問取れればOKという意識で、良いのではないでしょうか。

最後に

1日目の最初の科目ですし、すぐ速報が出るため、精神的な影響の高さは随一ではないでしょうか。

頑張って理解し、それでも理解できない点は暗記で乗り切る。これで大丈夫です。

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