口述試験の1日【当日の再現解答あり】

二次試験(口述)

こんにちは。中小企業診断士のまっころです。

 

今回は、平成30年12月16日(日)に受けた口述試験について、書いていきたいと思います。

 

この試験は99%合格するとされていますが、だからこそめちゃくちゃ緊張しました。多分、受けた人は皆そうだと思います。

 

再現解答と配点予想もありますので、来年以降、受験される方の参考になればと思います。

 

ちなみに、私は完全独学と言っていますが、口述試験対策だけはLECの模試面談を1度受講しました。

 

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会場まで

私は愛知県名古屋市に住んでいますので、会場は中京大学です。

 

会場まではバスと徒歩で30分ほどです。

 

試験は11時頃でしたが、念には念を入れて、2時間以上前の8時半過ぎには家を出ました。

 

(口述試験は受験生ごとに受ける時間が異なります。二次試験(筆記)合格後に送られてくる「口述試験受験票」に、それぞれの試験開始時間が書かれています)

 

まずは会場まで行き、試験会場を確認してから近くのコメダ珈琲に。ここでコメダが満席という想定外の事態。ここが名古屋ということを忘れていました(笑)

 

少し待って無事座ることができました。

 

ここでは最後の確認として、想定問答集を眺めたりしながら過ごしました。会場近くやコメダには、どう見ても同志と思える人たちがちらほら。

 

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会場入り~試験まで

受験票には「試験開始時間の30分前までには受付を」と書いてありますが、念のため1時間前には会場入りしました。

 

受付で受験票を見せると、控え室(大学の教室)に通されます。既に私より早い時間帯の方々が何人も待っていました。

 

名古屋地区の合格者は57人でしたが、私が見た限り、ほぼ男性。女性は1名だけでした。

 

また、皆、ほとんどがスーツでしたが、

  • カジュアル(ジャケパン・ノーネクタイ)2名
  • まじカジュアル(スウェット)1名

でした。

 

時間が来て、受験番号・名前を呼ばれ、いよいよ試験です。

 

試験会場となる教室の前まで案内されます。ちなみに名古屋会場では、試験は5つの教室で同時進行されているようでした。

 

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試験開始

いよいよ試験です。

 

試験会場のドアの前で止まり、「ノックをして入ってください」と言われます。

 

「コンコンコン」とノックを3回して「どうぞ」と言われたので、ドアを開け、「失礼します」と一礼してから入りました。

 

入ってすぐ、荷物置き場について指示がありましたので、その通りにし、椅子に座ります。いよいよ質問が始まります。

 

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再現解答

いよいよ質問が始まりました。

 

ちなみに、文章にすると、ある程度スラスラと解答しているように見えますが、実際は考えたり、詰まったり、「え~」とか言いながら解答しています。

 

お名前と生年月日を和暦でお願いします

解答

まっころです。昭和○年○月○日産まれです。

 

では、私から、事例Ⅲについて、質問させていただきます。

心の中で「うわ~、事例Ⅲか・・・」

実は前々日に受けたのLECの模擬面接で、唯一質問が無く、練習できなかったのが事例Ⅲでした。「まあいいや、何でも来い!」と覚悟を決めます。

 

C社は作業効率を上げたいと考えていました。C社のが作業効率を上げるためには、どうすればよいか、助言してください。

解答

はい。では、C社が作業効率を上げるためにはどうすれば良いか、助言させていただきます。

 

C社の作業状況をマンマシンチャートを使って分析すると、まず、機械が止まっている時間が多いということが挙げられます。これは、機械を止めて段取り作業、~例えば材料を取りに行ったりしている~ことが原因だと考えられます。

 

これをやめ、機械を動かしたままできる段取り作業は機械を止めずに行う~倉庫に材料を取りに行ったり、機械の工具を交換する場合は工具を用意するなど~を行うことで、要は「外段取り化」することで、効率化が図れると思われます。

 

また、C社の倉庫は材料の置き方のルールが徹底されておらず、材料を探す作業が大変でしたので、材料を置き方のルールを作ることも効果的だと思われます。

 

以上です。

 

作業自体の効率を上げるにはどうしたら良いでしょうか?

解答

はい。作業自体の効率を上げるには、作業員の技術力を向上させる必要があると思います。それには教育を行い~OJTなどによる教育を行い~、作業員の技術力を向上させるのが効果的だと思われます。

 

以上です。

 

C社は受注の約50%を一社に依存していました。このように、受注の多くを一社に依存する場合のリスクはどのようなものが考えられますか?

解答

はい。では、受注の多くを一社に依存した場合のリスクについて、ご説明させていただきます。

 

受注を一社に依存した場合、その会社の方針変更~例えば、その製品が必要なくなってしまうとか、その製品を他社から調達するようになるとか、その製品を他社・・・海外から調達するようになるとか~が起こった場合の影響が大きいことが挙げられます。

 

一社に依存~今回のケースでは約50%も依存~してしまった場合、それだけの売上を失ってしまうことになりますので、経営に与える影響が大きいことがリスクになると思われます。

 

以上です。

 

他にはありませんか?

解答

はい。他には・・・、一社に受注の大部分を依存している場合、その分はマーケティング活動をしなくても入ってくる受注ということになりますので、マーケティングのノウハウが蓄積されないということが挙げられると思います。

 

では私から、事例Ⅰについて、質問させていただきます。

ここで、質問者が交代しました。

 

A社のような研究開発型企業が、大学や関連機関と・・・連携・・・開発・・・・メリットを・・・挙げてください。

試験官がこの質問を話している間、偶然が飛行機が近くを通り「ゴォーーーーー」という音で質問が聞き取りにくいところがありました。

 

聞き取れないほどではなかったのですが、頭の中に「あ、飛行機だ、間が悪いな」という考えがよぎり、質問に集中できず、一部が聞き取れませんでした。

 

恐らく「大学や関連機関と連携して開発を進めるメリットを挙げて」と言われたんだと思いますが、「あれ?今回の事例Ⅰって、産学連携ってテーマになってたっけ?」とも思い、非常に迷いました。聞き返すしかありません。

 

解答(聞き返し)

はい。えー・・・、ご質問はA社が大学や関連機関と連携して開発を進めるメリットということでよろしいでしょうか?

 

はい、そうです。

解答

はい。承知いたしました。では、A社が大学や関連機関と連携して開発を進めるメリットについて、ご説明させていただきます。

 

A社は研究開発型の企業~従業員のほとんどが技術者である~企業ですので、大学や関連機関などの知識を取り入れることで・・・、シナジー効果を出し・・・、より競争力のある製品を開発し、市場に投入することで、売上を向上させることができると思われます。

 

A社だけでの技術では限界がある場合でも、大学や関連機関などの知識を取り入れることで、より競争力の高い製品が開発できると思われます。

 

以上です。

 

A社のように、創業者が社長であることのデメリットを挙げてください。

解答

はい。では創業者が社長であることのデメリットを挙げさせていただきます。

 

創業社長の場合、創業者のマンパワーというか、能力でこれまで成長してきましたので、後継者をどうするかということが一番の問題になると思われます。

 

今回のA社の場合もそうでしたが、後継者を誰にするかという問題、どのように後継者教育をするのかという問題、また、後継者への継承タイミングについても問題になるかと思い、この辺りがデメリットになるかと思います。

 

ガバナンスの面はいかがですか?

解答

えー、はい。そうですね。おっしゃる通り、ガバナンスの面も課題になると思います。

 

最近では、企業の不祥事も多く、社外取締役を増やすべきとの声も強く、創業者社長の場合、そのような外部の声を取り入れづらく、そもそも株主が社長とその親族のみというケースも多く、社外取締役などの制度が取り入れづらいというデメリットがあると思われます。

 

ワンマンという面からはいかがですか?

解答

えー、はい。そうですね。おっしゃる通り、創業者社長の場合、ワンマン経営に陥りやすいと思います。

 

ワンマン経営ですと、成長するときは良いのですが、一旦業績が停滞したり、暴走したりするとそれを止める人がおらず、その辺りがデメリットになると思われます。

 

はい、ではこれで試験を終わります。お疲れ様でした。

ありがとうございました。

 

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試験を終えて

いや~緊張しました。振り返ってみると、助け舟を出されまくっていますね(笑)

 

特に最後の質問での、

  • ガバナンスの面はいかがですか?
  • ワンマンという面からはいかがですか?

って、「いかがですか?」って、それって答えじゃん(笑)

 

助かりました・・・。

 

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口述試験の配点予想

さて、ここで勝手ながら、口述試験の配点がどうなっているのか、予想してみました。

 

「第2次試験案内・申込書」によると、合格基準は「口述試験における評定が60%以上であること」だそうです。ということは「合格 or 不合格」という単純な二択ではなく、点数が付くっていうことですよね。

 

それを踏まえて、私の解答を振り返ってみます。

 

私への質問と解答

質問:事例Ⅲ:作業効率向上

  • 解答①:内段取りの外段取り化
  • 解答②:教育による作業員の技術向上(「作業自体を効率化するには?」という助け舟)

 質問:事例Ⅲ:受注を一社に依存するリスク

  • 解答①:大口受注先の方針変更による影響大
  • 解答②:マーケティングノウハウが蓄積されない(「他にはありませんか?」という助け舟)

質問:事例Ⅰ:産学連携による開発のメリット

  • 解答①:大学や関連機関とのシナジー

質問:事例Ⅰ:創業者が社長であるデメリット

  • 解答①:後継者への継承の難しさ
  • 解答②:ガバナンスが効きにくい(「ガバナンスはいかがですか?」という助け舟)
  • 解答③:ワンマンに陥りやすい(「ワンマンはいかがですか?」という助け舟)

 

配点予想

口述試験は2つの事例に対し、それぞれ2つずつ質問されることが通例だそうです。その質問に対し、具体例を2~3つ挙げて解答することが多いですよね。

私が予想した配点は、1つの質問に対し、

  • 1つ目の解答が正しい・・・10点
  • 2つ目の解答が正しい・・・10点
  • 3つ目の解答が正しい・・・5点
  • 合計25点

これが4つで、最大100点という予想です。

 

更に、「平均点が80点となるように、助け舟が入る」と考えました。つまり「1つの質問に対し、2つの解答をさせるように助け舟を入れる」という予想です。

 

私の場合、事例Ⅲの解答で2回、助け舟が入りました。

また、3問目(事例Ⅰの1問目)は「的外れな解答をしてしまった」か「この質問ではこれ以上出てこないと判断された」ので4問目に移り、「4問目では3つ出るまで助け舟が入った」という予想です。

よって私の得点は80点、もしくは3問目が×で70点と予想しました。

 

この配点であれば、1問くらい「分かりません」という解答でもギリギリ60点ということになり、合格に滑り込むことができます。2問「分かりません」が続くとアウトということです。

 

私の事例だけで考えた予想ですし、この通りではないと思いますが、まあまあ面白い予想ではないかな~と思いますが、いかがでしょうか?

 

実際に受験された方の実例を色々とお聞きしてみたいです。

 

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